【転職前提】コンサルファームで身につく市場価値/スキルとは?

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ITコンサル会社に新卒で入社します。ゆくゆくは日系の大手事業会社に転職して、私生活も確保したいと考えています。ITコンサルから日系大手に転職するために高めるべき市場価値(身につけるべき専門性)はどのようなものでしょうか。ITコンサルでテクノロジー等の専門性を高めても、それが大手事業会社への転職市場での価値になるのかが分かりません。

ご質問ありがとうございます。

確かにコンサル会社に入いれば成長できると言われてはいるが、実際その成長とは何なのか?は相当疑問ですよね。私も新卒で入社しておりますが、入社前は同様の疑問を持っておりました。

以下、少々順序立ててご説明できればと思います。
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コンサル会社で身につく市場価値とは

そもそも市場価値とは?

少し前に有名になった「転職の思考法」という本の内容を引用すると、ある人の市場価値(給与の期待値)は、

業界の生産性×人的資産×技術資産 の3軸によって構成されるボックスの体積によって表現される。と説明されています。また同書の中で、コンサルティングファームでの仕事で高められるのは、上記3軸のうち、「業界の生産性と技術資産」と書かれています。

この2つのうち、”業界の生産性”は、コンサル業界そのものに依存しており、もし転職をする場合であれば、転職先の業界の生産性によって変化してしまいます。以上より、コンサル業界で伸ばせる市場価値の要素は「技術資産」になると考えられます。

コンサル業界で身につく”技術資産”とは

身につく技術資産は大きく下記の2種類に分解できます。

ソフトスキル:人間性やコミュニケーションスキルのこと
ハードスキル:ソフトスキル以外の、プログラミングスキルなど具体的な知識

なので一旦、ここまでで、コンサル会社で身につく、身につけるべきスキルについては、なんとなくソフトスキルとハードスキルに分けて考えて良さそうなことが分かったかと思います。

ITコンサルで高めた市場価値が事業会社への転職に役立つのか?

前段であがった2つのスキルのうち、まずは”ソフトスキル”から詳細化します。

コンサル会社で身につくソフトスキルは転職市場で活かせるのか?

活かせます!むしろここに関しては、事業会社に転職した後も、その後の業務内容によらず、社会人として仕事をする間は、長期的に自分のベーススキルとして、土台にすることができます。

コンサル業って一見お高いことをやってるように思えますが、実態としては完全にサービス業です。特に何か商品を売っているわけでもなく、クライアントからお金をもらっているわけですから、業態としてはマッサージ屋さんとかに近いんですよね。

なので、そこでは”商品を販売している”会社よりも、比較的高いソフトスキルがコンサルタント本人に求められる場合が多いです。具体的には、「お客さんからとてもキツイ内容の話をもらったときでも、一旦はちゃんと受け止めて考えられる」とか「身だしなみからちゃんとして、お客さんに不要な不快感を与えない」とか、相当ベースのところからだと、こんな感じです。

以上のようなソフトスキルは、転職面接の場などでも、テクノロジーなどの技術的要素以前に、「あっこの人なら一旦人間性的には安心だな」と最初のハードルを超えるために大切ですので、是非入社後意識していただければと思います。

コンサル会社で身につくハードスキルは転職市場で活かせるのか?

こちらに関しては、一旦検討の順序を見直してもいいかもしれません!また検討の順序を学ぶ場としてコンサルファームはとても良い場所ですので、現時点でいただいた内容の疑問を持っていることは何も問題ありません。

順序と言ったのは、次の転職先を検討する際には
「現状のコンサルファームで身についたスキルの整理 → そのスキルが活かせる事業会社/業界の選定」 になる場合が多いかと思うので、前述のように問題を考える順序を整理すると意外とそれだけでクリアになるのではないでしょうか。

意外と入社後も考える時間はしっかりありますので(学生の時以上に増えるのではないでしょうか)、焦りすぎず入社後のプロジェクトなど1つ1つをしっかり確認し、整理してくことが大事かなと思います。

まとめ

以上、長くなってしまいましたが、少しでももやもやした状況は解消されましたでしょうか。

転職市場での価値について、言及してきましたが、入社後自分の力をつけるためにまず大切なのは「自社内でしっかりワーク(価値を発揮)する」ことです。

メンタルの安定を考えた際にも、常に転職を検討することは大切ですし、私としても推奨しますが、現状の会社での課題/成果に対して向き合えなければ”ネガティブな転職”にもつながってしまいます。

なので、入社後は一旦はあまり自分に防衛線をはりすぎず、1タイトル昇進を目指していただければなと思います。

応援しておりますので、今後も頑張って下さい!